『しあわせの雨傘 Potiche』でフランス語を学ぶ。その5

日仏・映画の授業。
復習を兼ねて記事にしています。
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ネタバレ満載なので、未見の方はスルーしてください…

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ロベール(ファブリス・ルキーニ)が予定より一日早くバカンスから帰って来た。
秘書のナデージュ(カリン・ヴィアール)に性的欲求をぶつけるべく、こっそり駐車場に呼びつける。
ここで映される車、ちゃんと「59」(ノール県)のナンバープレートつけてるんですねー(当たり前か)。

Je ne veux plus vivre comme ça, dans l’ombre. Je ne serai pas la potiche numéro 2.

ロベールの求愛を断る。
驚くロベールの後部に、Michonneauのロゴ。それは社長がシュザンヌ(カトリーヌ・ドヌーヴ)に変わり、かつての黒いロゴから赤く明るいものになっていた。
「これがロベールがabsence(不在)だったことを示している」らしい。

その後、何事も無かったかのようにシュザンヌのいる社長室へ。
ちゃんとお土産にギリシャ産高級ブレスレットを買って来ているあたり、卒がない。
一方、ナデージュに渡した包みに入っていたのは…loukoums(スーパーでも売ってるお菓子)。

Merci pour mon régime.
と、皮肉めいた御礼を言うナデージュ。
シュザンヌと二人にしてくれ、と言うロベール。ナデージュは

Si tu sais seconder l’homme en difficulité, …(中略) tu seras secrétaire, ma fille.

と長い長い台詞を放ち部屋を立ち去る。なんかの引用なんだろうとは思っていたけど…ラドヤード・キップリングの「If」という詩らしい。
「You’ll be a Man, my son!」→「Tu seras un homme, mon fils!」→「Tu seras secrétaire, ma fille」

自分が不在の間、工場の経営はどんなに滞っていたことか…とシュザンヌに聞くと、全く予想外の答え。

Si je comprends bien c’est moi, maintenant, la potiche?
ロベールがnouvelle poticheだと自覚した瞬間。

(ネタバレ過ぎるところにつき中略)

家に戻り「Aujourd’hui madame」(昼のワイドショー)を見ながらキッシュを頬張るロベール。
そこに娘のジョエル(ジュディット・ゴドレーシュ)が帰って来た。
ジョエルはロベールにmédaillonを手渡す。そこでロベールはシュザンヌとババン(ジェラール・ドパルデュー)の関係を知ることに。

ロベールはババンのところに押し掛ける。
もうこのシーンだけで3ページも台詞があるので省略…
ババンとロベールは大きな勘違いをしたわけで。

勘違いをしたババン、浮き足立って早速シュザンヌに会いに行く。
ローラン(ジェレミー・レニエ)を見るなり

Ah, mon Dieu, quelle jeunesse, quelle fougue!(バルザックの引用)
と、明らかにおかしい。
シュザンヌを車で連れ出すババン。
小さい車に大きな二人。でも湖畔に辿り着くまでのこのシーンが、本作で数ある2ショットの中でも一番『終電車』っぽくて好き。

二人が初めて愛を交わしたあの湖畔。
だけどババンはシュザンヌの話にショックを受ける。

Je vous avais placée sur un piédestal.(高嶺の花だった、尊敬していた的な。)
だったのにー
Je suis un homme doublement meurtri, Suzanne.(meurtreというのは“殺人”という意味だけど、meurtriという形容詞になると“傷ついた”となる)
と、totalement déçuに。

そしてシュザンヌは湖畔に一人、置き去りにされる。

では今回の授業のおさらいはここまでー
(だめだ、はしょり過ぎて全然復習になってないー)

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舞台版Potiche、少しだけだけどYoutubeにアップされてるんですねー(観客の笑い声しかちゃんと聞こえないけど)